case 09高額な横領で逮捕。弁護士の弁護活動により実刑を免れ,執行猶予付判決に
Bさんの解決事例(男性・50歳代)
主な罪名 | 業務上横領 |
---|---|
弁護活動の結果 | 執行猶予付判決 |
Bさんはある日,業務上横領の容疑で逮捕されました。知らせを受けた奥さまは,突然のことでどうしていいかわからず,当事務所にご相談くださいました。
ご依頼を受けた当事務所は,ただちに必要な資料を揃え,留置場に身柄を拘束されているBさんの保釈請求を行いました。請求は認容され,Bさんは家族とともに自宅で過ごすこととなり,奥さまは,まずは一安心されました。
今回のケースでは,長期間に渡って横領行為がなされており,被害額も高額だったため,被害者の方との示談交渉が難しくなると予想されました。また,この示談交渉の成否が,実刑となるか執行猶予となるのかの分かれ道でした。
当事務所の弁護士は,被害者の方に対し,一時金の支払確保や長期分割による支払計画を立案するなど粘り強い交渉を行いました。その結果,無事にBさんを許す旨の示談を成立させることができました。さらに,元勤務先の上司にも掛け合い,再就職の協力の証言を公判廷でしていただきました。そのおかげで,被害額が高額であったにもかかわらず,実刑ではなく執行猶予付判決で済み,Bさんは社会復帰を果たすことができました。
被害額が高額であればあるほど示談は非常に難航し,実刑は免れません。そのような場合,弁護士が適切な示談の条件を被害者の方に提示することで,交渉はスムーズに進みます。依頼者の方にとって最善の結果が得られるためにも,弁護士に依頼されることをおすすめいたします。
また,弁護士に依頼した場合,費用面でもご不安な点があるかと思いますが,当事務所ではご依頼の際に明確な費用体系を提示し,皆さまに安心してご相談いただけるようにしております。
※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。