case 104前科のある痴漢で逮捕。弁護士が反省の気持ちを伝えて示談し,不起訴処分を獲得
Sさんの解決事例(男性・40歳代)
主な罪名 | 迷惑防止条例違反 |
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弁護活動の結果 | 不起訴 |
Sさんは,電車内で女性のお尻を触ったことで,警察に逮捕されてしまいました。取調べで素直に罪を認め,終了後に身柄を解放されましたが,Sさんには痴漢の前科があり,2度目となる今回は厳しい処分を受けるのではないかと不安でした。そこで,痴漢事件の弁護に力を入れている弁護士の話を聞きたいと思い,当事務所にご相談くださいました。
詳しくお話を伺うと,前科が付き,会社に知られると解雇されてしまうのではないかと心配されていました。また,自分の犯した過ちを大変反省されており,被害者の方への謝罪の気持ちを強く抱いていらっしゃいました。弁護士は,Sさんの気持ちを被害者の方にお伝えして示談を成立させ,不起訴処分を獲得できるように全力で弁護活動をさせていただくことをご説明しました。
ご依頼後,弁護士は,被害者の方に連絡を取って示談交渉を開始しました。そして,Sさんが書いた謝罪の手紙をお渡しし,反省の気持ちや二度と痴漢はしないと誓っていることをご説明していきました。被害者の方は当初,Sさんの反省の気持ちを疑っていましたが,弁護士が懇切丁寧な対応を続けたことによって,次第に謝罪を受け入れてくださるようになりました。その結果,被害者の方が「Sさんの言葉を信じる」とおっしゃり,示談に応じてくださいました。そして,Sさんが真剣に反省していること,二度と痴漢はしないと誓約していることなどを検察官に主張したところ,最終的にSさんは不起訴処分になりました。Sさんは前科が付くことなく,元の生活に戻ることができました。
今回のように,痴漢や盗撮などの性犯罪では,被害者の方との示談が処分に大きく影響します。弁護士にご依頼いただければ,示談の成立に向けた弁護活動はもちろん,捜査機関に対しても適切に主張を行い,不起訴処分の獲得に全力を尽くします。また,前科がある場合でも,起訴されると決まったわけではありません。早期に適切な弁護活動を受けることで不起訴処分となるケースもあります。刑事事件ではスピードが勝負となりますので,すこしでも早く当事務所にご相談ください。
※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。