case 167酔っぱらって万引きをして逃走。弁護士が謝罪に同行,示談がまとまり,不起訴処分に
Aさんの解決事例(女性・50歳代)
主な罪名 | 窃盗 |
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弁護活動の結果 | 不起訴 |
Aさんは,コンビニエンスストアで万引きをしたことで,警察から取調べを受けました。Aさんは,今後自分がどのような処分を受けるのか不安になり,刑事事件の弁護に力を入れている当事務所にご相談くださいました。
弁護士が詳しくお話を伺うと,「酒を飲んで酔っていたため気が大きくなり,万引きをしてしまったが,深く反省している」とおっしゃっていました。また,Aさんは万引きだけではなく,お店の従業員の方に理不尽なクレームをつけてそのまま逃走してしまったので,謝罪を受け入れてもらえないのではないかと心配されていました。弁護士は,Aさんとともに店舗に赴き,懇切丁寧に謝罪するとともに,示談交渉を行い,不起訴処分を目指した弁護活動を行うことをご説明したところ,正式にご依頼いただけることになりました。
ご依頼後,弁護士はAさんに同行して,被害に遭ったお店へ謝罪に赴きました。弁護士はAさんの反省の気持ちと誠意を懸命に伝えたところ,お店の被害感情は弱まり,その後の示談交渉で示談を受け入れて,被害届も取り下げていただけました。また,今回の事件の原因がAさんの酒癖の悪さだったため,ご家族に断酒を監督する旨の誓約書を書いてもらって,再犯防止の環境を整えました。その後,示談が成立していることや,家族の監督により再犯の可能性がないことから,不起訴処分が妥当であると検察官に主張した結果,不起訴処分を獲得することができ,Aさんに安心していただけました。
今回のように,強い被害感情を持っている方へ謝罪する際,場合によっては連絡を取ることを拒否され,示談を受けて入れてもらえない可能性があります。弁護士にご依頼いただければ,ご本人に同行して被害者の方の心情を考慮しながら謝罪して示談交渉を進めるため,ご本人の不安を和らげることができます。さらに,再犯のないように今後の環境を整えて,検察官への働きかけを行うなど,全力で弁護活動を行います。事件を起こしてしまったら,すぐに当事務所までご相談ください。
※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。