case 175お酒に酔い,痴漢で逮捕。早期の弁護士への依頼で示談がまとまり,不起訴処分に
Jさんの解決事例(男性・20歳代)
主な罪名 | 迷惑防止条例違反 |
---|---|
弁護活動の結果 | 不起訴 |
Jさんは,お酒に酔って,駅のホームで痴漢を行い,警察に逮捕されてしまいました。取調べで事実を正直に認めたこともあり,捜査は在宅で進められることになりました。しばらくして検察官から連絡があり,「被害者が謝罪を要求している。本人同士で示談交渉をして問題が起きると困るので,弁護士に依頼してはどうか」と助言を受けたJさんは,刑事事件の弁護に力を入れている弁護士の話が聞きたいと考え,当事務所にご相談くださいました。
弁護士がお話を伺ったところ,Jさんは痴漢をしたのは初めてで,深く反省していました。弁護士は,痴漢を行ったことは許されることではないが,Jさんの深い反省を主張し,不起訴処分を獲得するために全力でサポートするとお伝えしたところ,正式にご依頼いただくことになりました。
ご依頼後,弁護士は,すぐに被害者の方との示談交渉に向けて事前準備を行いました。まず被害者の方と示談交渉をするために,捜査機関から被害者の方の連絡先を入手しました。同時に,Jさんには被害者の方への謝罪文を用意してもらいました。続いて,弁護士は,被害者の方に連絡を取り,示談交渉を行いました。Jさんの反省の気持ちを丁寧に伝え謝罪をした結果,被害者の方が示談に応じてくださり,被害届を取り下げていただくことができました。その後,弁護士は,被害者の方との示談が成立していること,Jさんに前科や前歴はなく,十分反省しているため再犯の可能性がないことなどから不起訴処分が妥当であると検察官に主張しました。その結果,Jさんは不起訴処分が確定しました。
今回のように,痴漢で逮捕されてしまった場合でも,早期に弁護士に依頼し,示談交渉を行うことで,不起訴処分となる可能性があります。弁護士にご依頼いただければ,被害者の方と示談成立に向けた交渉はもちろんのこと,捜査機関に対して不起訴処分を働きかけ,元の平穏な生活を送れるよう弁護活動を行います。全力で弁護活動をいたしますので,おひとりで悩まず,すぐ当事務所までご相談ください。
※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。