case 181酒気帯び運転で逮捕。弁護士が真摯な謝罪の気持ちを伝えて,裁判を免れ,略式命令に
Hさんの解決事例(男性・20歳代)
主な罪名 | 道路交通法違反罪 |
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弁護活動の結果 | 略式命令,不起訴 |
Hさんは,酒気帯び運転中に人身事故を起こして逃走し,後日,道路交通法違反罪(酒気帯び,不救護,不申告)の容疑で逮捕されてしまいました。取調べで自白したため,間もなく釈放されましたが,検察官より在宅起訴の予定と言われて不安を感じ,刑事事件の弁護に力を入れている当事務所にご相談くださいました。
弁護士がお話を伺ったところ,Hさんは大変反省しており,被害者の方に謝りたいと思っていました。裁判になってしまうかもしれないと心配するHさんに対し,弁護士は,影響の少ない処分を目指して弁護活動に全力を尽くすことをご案内しました。
ご依頼後,弁護士は,さっそく警察から被害者の方の情報を聴取し,示談交渉を開始しました。弁護士が,Hさんの真摯な反省の気持ちを伝えるとともに,弁護士からも丁寧に謝罪したところ,Hさんを許すという一文を入れた示談書にサインしていただくことができました。その後,示談が成立したことや,Hさんが十分に反省していること,再犯の可能性がないことなどを記載した意見書を作成して検察官に提出したところ,Hさんは酒気帯びについて,裁判ではなく,略式命令で罰金刑となりました。また,示談成立により,不救護,不申告についても,不起訴処分が確定しました。
裁判になってしまうと,事件解決までに長い時間を要することが多くあります。事件の早期解決には,被害者の方と示談をまとめることが重要です。弁護士にご依頼いただければ,被害者の方の感情に配慮しつつ,依頼者の日常生活に影響の少ない処分を目指して全力で弁護活動を行います。もし事件を起こしてしまったら,まず当事務所にご相談ください。
※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。