case 41弁護士が依頼後すぐに接見。被害者の方への誠実な対応によって示談が成立し,不起訴処分に
Aさんの解決事例(男性・20歳代)
主な罪名 | 強制わいせつ |
---|---|
弁護活動の結果 | 不起訴 |
Aさんは,バスの車内で女性に痴漢行為をしてしまい,警察に逮捕されてしまいました。この連絡を受けたAさんのご両親は,突然のできごとに驚き,Aさんのことを心配されて当事務所にご相談くださいました。
ご依頼いただいた当事務所は,依頼後,すぐに身柄を拘束されているAさんに接見しました。Aさんは,罪を認めており,大変反省されていました。そして,被害者の方への謝罪と示談を希望されていましたが,Aさん自身では連絡を取ることができず,困っていらっしゃいました。当事務所の弁護士は,取調べのアドバイスを送り,被害者の方との示談交渉がまとまるよう,精一杯弁護させていただく旨をお伝えしました。
次に,当事務所は検察官から被害者の方の連絡先を聞き,示談交渉を行いました。被害者の方は,Aさんに対して許せない気持ちを抱いていました。そこで,当事務所の弁護士は,Aさんの謝罪の言葉をお伝えするとともに,2度と同じ過ちを犯さないために,Aさん,ご両親,当事務所の弁護士で具体的な対策を講じているとご説明しました。被害者の方にAさんの反省の気持ちがご理解いただけるように,常に誠実な対応を心がけました。
その結果,被害者の方が,Aさんの謝罪を受け入れてくださり,示談がまとまりました。この結果を検察官に伝えたところ,Aさんは勾留満期を待たずに釈放され,最終的に不起訴処分となりました。
今回のように,逮捕され,身柄を拘束されてしまうとご本人では何もできません。弁護士が接見,被害者の方との示談交渉といった弁護活動を行い,早期の身柄の解放や社会復帰を実現するためには,連絡を受けた方のすこしでも早い対応が重要となってきます。ご家族や大切な方が逮捕,勾留されてしまったら,すぐに当事務所までご相談ください。
※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。