case 44突然の起訴でも,弁護士がスピーディーかつ入念な事前準備を行うことで,実刑を免れ,執行猶予付き判決に
Kさんの解決事例(男性・60歳代)
主な罪名 | 道路交通法違反,過失運転致傷(旧:自動車運転過失傷害) |
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弁護活動の結果 | 執行猶予付き判決 |
Kさんは,1年前に交通事故を起こし,警察に逮捕されてしまいました。取調べ後,Kさんの身柄は解放され,在宅事件となりましたが,事件発生から1年経過したところ,突然,起訴されてしまいました。裁判になることを知ったKさんは驚き,今後,どうしたらよいかわからず,当事務所にご相談くださいました。
ご依頼を受けた当事務所の弁護士は,ただちに裁判に向けて事前準備を行いました。まずKさんには,二度と車を運転しない誓約書と被害者の方への謝罪文を用意してもらいました。並行して,弁護士から被害者の方にKさんの謝罪の意思を伝え,その結果,刑罰を望んでいないという意見書をいただきました。
その後,裁判では,被害者の方の意見書とKさんの謝罪文,誓約書を提出し,裁判官にKさん自身,深く反省していることと,今後,家族がKさんを更生できるよう,しっかりサポートすることを伝えました。その結果,Kさんは実刑を免れ,執行猶予付き判決を受けることができました。
今回のように,実刑を免れるためには反省の気持ちと更生の道筋を裁判官にいかにして伝え,理解してもらえるかが重要となります。執行猶予は,情状により決めることも多く,情状面での立証が大切になります。弁護士にご依頼いただければ,事前の打ち合わせなど入念な準備を行った上で,裁判に臨むことができますので,突然,起訴されてしまったなら,まずはご相談ください。
※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。